このところ
NHKが
中村勘三郎の追悼特集を組んでいて、そのなかで放映された映画。この映画製作時のドキュメンタリーも放映されていて、両方見ると、名優・
勘三郎と怪優・
柄本明を表から裏から堪能できる。映画自体は想像していたよりも、面白かった。制作意図通り、ほっこりした映画になっていて、
勘三郎、
柄本明、
小泉今日子といった主演トリオだけでなく、脇役の俳優たちを含めて、演技を楽しむ映画になっている。
勘三郎の死がなければ、関心も持たず、見なかった映画だと思うが、こういう映画も見ると、味があるなあ。歌舞伎にしも、踊りにしても、このところ、かなり遅ればせながら、
勘三郎がマイブームになっている。どっちかというと食わず嫌いで、あまり見ていなかったのだが、もっと早く知っておくべき役者さんだった。良い役者さんになっていたんだなあ。
★この映画の製作ドキュメンタリー:
ハイビジョン特集「大人の学芸会 勘三郎と映画の仲間たち」-
NHK =>
http://bit.ly/TS3YIe