尼崎連続死体遺棄事件の角田容疑者が拘置場で自殺

兵庫県尼崎市の一連の死体遺棄事件のうち、男性を殺害した疑いなどで再逮捕された、角田美代子容疑者が、兵庫県警察本部の留置場で自殺したことが分かりました。兵庫県尼崎市の角田美代子容疑者(64)は、集団生活をしていた橋本次郎さん(当時53)の遺体を岡山県の海に遺棄したとして起訴されたあと、橋本さんに対する殺人や監禁の疑いで、親族6人とともに再逮捕されていました。角田容疑者は、神戸市中央区兵庫県警察本部にある留置場で勾留されていましたが、警察によりますと、12日午前6時20分ごろ、留置場の布団の中で、首に長袖のTシャツを巻いて、自殺を図っているのが見つかりました。

 兵庫県警の大失態。どこまで広がる事件で、何人殺されたのかもわからないような凶悪犯罪だったが、こんな大事件を起こす主犯が自殺するとは思わなかったということだろうか。しかし、留置場で主犯の容疑者が自殺だなんて...。これで事件の解明は闇の中ということだろうか。それとも、これで得をする誰かがまた、どこかにいるような深ーい事件なのだろうか。それもこれも闇の中か。北九州の事件のように裁判を出発点にルポを書くということもできない。

消された一家―北九州・連続監禁殺人事件 (新潮文庫)

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