安倍内閣の支持率が出てくる。5〜6割。まあ、いいスタートかと
新聞各社の安倍内閣の支持率調査が出てくる。
まず...
読売新聞社は第2次安倍内閣の発足を受けて、26日夜から27日にかけて緊急全国世論調査(電話方式)を実施した。内閣支持率は65%で、2006年9月の第1次内閣発足時の70%はやや下回ったが、内閣発足直後の調査(1978年発足の大平内閣以降)としては野田内閣と並ぶ歴代5位の高さだった。不支持率は27%。
読売新聞は65%...
第2次安倍晋三内閣の発足を受けて、朝日新聞社は26、27日、全国緊急世論調査(電話)を実施した。内閣支持率は59%で、不支持率は24%だった。支持率は、2006年9月の第1次安倍内閣発足時の63%と比べると少し低い。現在の調査方法になった01年4月の小泉内閣以降では、菅内閣の60%に次ぎ、5番目だ。
朝日新聞は59%...
毎日新聞は26、27両日、第2次安倍内閣の発足を受けて、緊急の全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は52%で、不支持率は26%、「関心がない」との回答も21%を占めている。09年9月以来、3年3カ月ぶりの自民党の政権奪還に伴い、「国民の生活が良くなると思うか」と尋ねたところ、「変わらない」が62%に上り、「良くなる」は28%にとどまった。
毎日新聞、52%...
第2次安倍内閣の発足を受け、日本経済新聞社とテレビ東京は26?27日に緊急世論調査を実施した。内閣支持率は62%で、2006年9月の第1次安倍内閣発足時(71%)を下回った。不支持率は29%。安倍晋三首相が「危機突破内閣」と名付けた新内閣の閣僚や自民党執行部の顔ぶれについては「評価する」が51%で「評価しない」の26%を上回った。
日経新聞が62%。そして...
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が26、27両日に合同で実施した世論調査で、26日に発足した第2次安倍晋三内閣の支持率は55・0%となり、不支持率の28・2%を大きく上回った。安倍内閣に期待する政策では、景気対策が40・3%で最も高く、デフレ脱却を最大の目標に掲げた新政権への期待の高さがうかがえる。
産経新聞がFNNと合同調査で、55%...
共同通信社が26、27両日に実施した全国電話世論調査によると、第2次安倍内閣の支持率は62・0%、不支持率は21・8%だった。一方、民主党の海江田万里代表に期待するとの回答は36・4%にとどまり、期待しないは54・3%だった。自民党が圧勝した衆院選と同様に明暗がはっきり出た格好だ。
最後に共同通信が62%。というわけで、最低が毎日の52%、最高が読売の65%。棄権者が多かった総選挙同様、圧倒的支持というわけでもなく、スタート時の内閣支持率としては爆発しているわけではない。といって、そう低いわけでもなく、まずまずの水準。過度な期待を持たれていない。マーケティング的に言うと、顧客の期待度を下げておいたほうが、人気商品を作りやすいともいうし、結構いいスタートなのかもしれない。組織が慢心して弛緩しないという意味でもいいのかも。
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