箱根駅伝、予選会から勝ち上がった日体大が往路・復路合トップで総合優勝

第89回東京箱根間往復大学駅伝競走は2日、東京・大手町−神奈川・箱根町の往路5区間108.0キロに20チームが参加して行われ、日体大が5時間40分15秒で26年ぶり10回目の往路優勝を果たした。日体大は前回総合19位でシード権がなく、予選会参加校の優勝は第73回大会の神奈川大以来。

 柏原がいなくなった東洋大が連覇できるか、早稲田、青山学院が勝つのかと思っていたら、昨日、箱根の山登りでトップを奪った日体大がそのまま復路も危なげなく、リードを保ち、優勝。日体大は昨年、シード落ちで、今年は予選会からの参加。こういうことがあるのだなあ。4年間で新陳代謝していく大学だから、起きるんだなあ。早稲田、青学は昨日の1区の出足でつまづいたことが響いたし、東洋大学はやはり山の神様、柏原の不在が大きかったということか。