日銀総裁人事を民主党はまた政争の具とする?。5年前の過ちが蘇る?

自民党佐田玄一郎衆院議院運営委員長と岩城光英参院議運委員長は5日、国会内で会談し、国会同意が必要な政府人事案の審議ルールについて、事前に報道された場合は政府の提示を受け付けない現行ルールの撤廃を先送りすることを確認した。日銀の白川方明総裁の後任人事は、現行ルールで行われる見通しとなった。

 要するに、日銀総裁候補を潰したければ、メディアにリークして、事前報道のカタチにしてしまえばいいということか。民主党は5年前、日銀総裁人事を政争の具として、白川氏という危機の時代には向かない(対応できない)総裁を産んでしまったことに対する反省も自戒もないということなんだろうか。今の円高修正、株高をどう思っているのだろう。こうした流れも潰したいのだろうか。デフレ・円高は、民主党の政策だったのだろうか...とも思えてしまう。「良いデフレ」「良い円高」というのが民主党の基本経済思想なのかなあ。
 この意味のない議会ルールをやめて、きちんと総裁を選んだほうがいいんじゃないんだろうか。民主党は何だか形式主義の野党に戻っていくのかなあ。大体、法律でないのだったら、このルールに拘泥する必要があるのだろうか。このルールにこだわったのは参院民主党というが、これが輿石参院民主党のやり方なんだろうか。これじゃあ、夏の参院選へ向けて民主党惨敗への道をつくっているような...。

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