ローマ法王ベネディクト16世が異例の存命中の退位

ローマ法王ベネディクト16世(85)は11日、「高齢のため」今月28日に退位すると表明した。法王が存命中に退位するのは約600年ぶり。法王はローマ法王庁バチカン)を通し、「この数カ月間、必要とされる心身の力が衰え、職務が十分に果たせないことを自覚するようになった」と、退位の理由を説明した。バチカンの報道官によると、枢機卿らが28日以降に後継者を選ぶ。3月末の復活祭までには新たな法王が誕生する見通しだ。

 ローマ法王は終身職で、生命が尽きるまで務める職かと思ったら、異例の存命中の退位。ベネディクト16世は、保守派といわれていたが、それがこうしたことになったのは、よほど大変だったのだな。就任する時から保守的すぎるのではないかと批判する人たちがいたが、在位中にセックス・スキャンダルに襲わたり、あまり良いこともなかった感じがする。本人は最初から最後まで不本意なことばかりだったのだろうか。
 で、ローマ法王バチカンも、本の材料になったり、映画で描かれたりしているが、最近、話題になった映画ということ、こちらか。

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 本では、この本が話題になっていた。
バチカン株式会社―金融市場を動かす神の汚れた手

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 そしてバチカンローマ法王のスキャンダルをエピソードとして利用した映画というと、こちらも...
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 この映画、バチカンをめぐる有名な事件がモチーフになっていた。
 そんなこんなで注目度も高いだけに疲れ切ったのかもしれないなあ。
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