CL決勝トーナメント1回戦第1レグ、下馬評を覆し、ACミランがバルセロナに大勝利

サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は20日、決勝トーナメント1回戦第1戦が2試合あり、ACミラン(イタリア)が本拠で2―0でバルセロナ(スペイン)に先勝した。ACミランバルセロナに勝つのは2004年10月のCL1次リーグ以来。

 今日のACミランは強かった。先制点こそ、ハンドじゃないか、という疑問はあるものの、2点目は文句なしのゴールだし、だいたい、試合そのものがミラン優位の展開で、バルセロナは攻めきれなかった。事前の下馬評では、バルセロナ優位だったが、一方で、このところ、バルセロナは調子が落ち気味であるのに対して、ACミランは調子を上げてきているので(今日は出なかったが、バロテッリも移籍してきたし)、ひょっとしたらミランが意地を見せるんじゃないかと言っていた評論家もいた。この人の予想があたった形。
 バルセロナは、ついにアウェーゴールをあげることができなかったし、次の第2レグは3月12日、本拠地、カンプ・ノウでの開催ではあるものの、その直前に、レアル・マドリードとのエル・クラシコが2月27日の国王杯戦(コパ・デル・レイ)、3月3日のリーグ戦と2試合組まれている。ここで消耗してしまうんだろうなあ。レアル・マドリードは3月5日にマンチェスター・ユナイテッドと第2レグを戦うわけだから、もっと大変だけど。今年もチャンピオンズリーグでは、バルセロナ、レアルというリーガ・エスパニョーラの両雄は消えてしまうんだろうか。まあ、サッカー、何が起きるか、わかりません。
ミラン、バルセロナに無失点勝利 - Goal.com

ACミラン (SEIBIDO MOOK)

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FCバルセロナの戦術分析 オフェンス編

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