廣重勝彦『株式指数入門』(第2版)

 このところ、マーケットが活況なこともあって、どうしても、この手の本に目が行ってしまう。『デイトレード入門』の筆者の株式指数先物取引の入門書。このアベノミクス相場で一発儲けてやろうと言うよりも、最近の株価上昇が急なだけに、反動が来たときに、どうやってヘッジするのかに興味を持って読んでみた。参考になりました。で、買いにしろ、売りにしろ、最終的には、どれだけ損失を管理できるかが肝なのだなあ。このあたりは『デイトレード入門』と変わらない。
 で、目次で内容を見ると...

[1] 先物取引の基礎知識
[2] 先物取引におけるテクニカル分析の使い方
[3] 株先物売買の進め方
[4] リスク管理と資産管理
[5] 先物によるヘッジ
[6] システムトレード(1)−−総論
[7] システムトレード(2)−−各論

 システムトレードの考え方もわかる。なるほど、こんな考え方でシステムを動かしているのか。しかし、これはこれで怖いなあ。そして変数は絶えず変わっていくのだろうなあ。