次期ローマ法王、アルゼンチン出身のベルゴリオ枢機卿が「フランチェスコ1世」に

 次期ローマ法王を決める法王選挙会「コンクラーベ」で13日、アルゼンチン・ブエノスアイレス大司教のホルヘ・ベルゴリオ枢機卿(76)が新法王に選出された。欧州以外の国から法王が選ばれるのは近代以降初めて。ベルゴリオ枢機卿は「フランチェスコ1世」を名乗り、同日、バチカンにあるサンピエトロ大聖堂のバルコニーに姿を見せた。

 ベネディクト16世の突然の退位によるコンクラーベカトリックの一大勢力となっている南米から選出されるのではないか、という予想はあったが、法皇となったのは、その際、本命と目されていたブラジルではなく、アルゼンチンの枢機卿だった。貧困の問題、避妊・堕胎の問題、同性婚の問題、そしてバチカンとカネにまつわるスキャンダルやら同性愛・児童虐待スキャンダルやら、現代的な課題にどう対処していくのか。大変だろうなあ。
 で、ローマ法王というと、まず思い浮かぶ本は、塩野七生さんのこの本...

神の代理人 (新潮文庫)

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 そしてスキャンダルで言うと、この本...
バチカン株式会社―金融市場を動かす神の汚れた手

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 最後にアルゼンチンに関する本をひとつ...
アルゼンチンを知るための54章 エリア・スタディーズ

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