2月の米国の貿易赤字が予想外の縮小って、シェールガス効果?

2月の米貿易赤字 は市場予想に反して縮小した。海外の市場安定化で輸出が伸びたほか、原油輸入が減った。米商務省が発表した2月の貿易収支統計によると、財とサービスを合わせた貿易赤字(国際収支ベース、季節調整済み)は前月比3.4%縮小し、430億ドルとなった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想 の中央値は446億ドルへの拡大だった。前月は445億ドル(速報値444億ドル)に修正された。

 これもシェールガス効果だろうか。米国の貿易収支が予想外の縮小となったが、その原因は原油輸入の減少だという。ということは、「サウジ・アメリカ」などと言う言葉もあるが、シェールガスが米国の経済構造を変えるという見方が正しいのだろうか。そして、それがドル高をつくるという説があるが、昨日のニューヨーク円相場の動きは、日銀の大胆な緩和策に加えて、この経済変化の予兆も効いているのだろうか。何だか、ここへきての北朝鮮の動向といい、突如、政治も経済も大乱の様相を呈してきたなあ。
★ 米国のシェールガス大増産、ドル高・円安要因との見方 - ロイター => http://goo.gl/vupCK
★ 「サウジアメリカ」効果で原油価格は下がるか?- フィナンシャル・タイムズ(JB Press) => http://goo.gl/QHflV
★ NY円、一時97円84銭 3年10カ月ぶり円安水準 - 47NEWS => http://goo.gl/cHlO3

シェールガス革命とは何か

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