ケネディ大統領暗殺から50年。ケネディ大統領そして暗殺事件をめぐる映画というと...

 1963年11月22日、ジョン・F・ケネディ大統領はテキサス州ダラスで凶弾に倒れました。ケネディ大統領は絵になる容姿、悲劇的な最期、そして暗殺事件をめぐる謎と、映画の題材としてはネタに事欠きませんでした。そんなケネディ大統領をめぐる映画を思いつくまま、並べてみると...
 まずはこちら...

魚雷艇109 [VHS]

魚雷艇109 [VHS]

 「魚雷艇109」。ケネディ大統領は第二次大戦のとき、魚雷艇の艇長でした。その魚雷艇は太平洋で日本海軍に沈められ、漂流しますが、九死に一生、生還します。そんなヒーロー物語を映画化したのが、こちらで、主演はクリフ・ロバートソンでした。さすがに古きハリウッド戦争映画ですから、VHSで止まっていて、DVDにはなっていないようです。
 ケネディ暗殺をテーマとした映画というと、まずは陰謀史観炸裂のこちらでしょう... ケビン・コスナー主演、オリヴァー・ストーン監督の「JFK」。オリヴァー・ストーンがフルスロットルで飛ばした映画で、どこまで信用できるかというと...。うーん、という感じもしてしまいます。
 オズワルド単独犯行に異を唱える陰謀論では、こんな映画もありました。
ダラスの熱い日 [VHS]

ダラスの熱い日 [VHS]

 「ダラスの熱い日」。バート・ランカスターロバート・ライアンといったハリウッドの演技派大物俳優が出ています。加えて脚本を担当したのがダルトン・トランボですから、政府内部の反ケネディ派の陰謀という読み筋も何となく、こっちのほうがそれっぽい感じがしてきます。根拠はないですが、それっぽさですね。でも、こっちもVHSで、DVDはないようです。その意味で、インパクトとしては、やはりオリヴァー・ストーンの断定調のほうが強いんでしょう。