ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!

 アマゾンの宣伝文句を引用すると、こんな感じ。

ローザンヌと並ぶ世界最高峰のバレエコンクール、ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)。毎年世界中から9歳から19歳の5000人を超える応募者があり、世界各地の予選を勝ち抜きNYでの最終選考に残るのは200~300人のみ。入賞すれば世界の名門スクールへの奨学金や、バレエ団への入団が約束される。本作はいくつものステップを勝ち抜いてYAGP最終選考に残った6人の子どもたちを追ったドキュメンタリーである。

 生い立ちも国籍も違う子どもたちがバレエのキャリアを目指して競う。技術だけではなく、バレエに向いた体型かどうかも審査される。スポーツ選手と同じようにケガが当たり前の世界。バレエもまた格闘技なのだなあ。極めて厳しい適者生存の世界。ただ、このドキュメンタリーを作った人はやさしいようで、何人もの少年・少女を取材しているのだろうが、主役ともいえる6人はみな、それなりのハッピーエンドになっている。
 面白かったのは、米国人の父親と日本の母親のハーフの子。ともかくママが教育熱心。このあたりの民族性というか、教育ママのDNAは米国人と結婚し、向うで暮らすようになっても変わらないのだなあ。