甲状腺がんのためにバルセロナを退任したティト・ビラノバ前監督が死去した。クラブが25日、発表した。45歳だった。ビラノバ氏は、現Bミュンヘンのグアルディオラ監督のもと、長くアシスタントコーチを務め、12-13年シーズンに同監督の後を継いでバルセロナを指揮。クラブ史上最高となる19戦18勝のスタートを切ったが、12年12月にもともと患っていたがんが再発。シーズン終了後に退任していた。
マンチェスター・ユナイテッドは、伝説のファーガソン監督からモイーズへの引き継ぎが失敗に終わったが、バルセロナは大監督グアルディオラから指揮を受け継いだビラノバは連戦連勝だった。見事な継承だったが、ビラノバは不幸にして病魔に囚われ、退任することになった。ビラノバは快方に向かっているのかと思ったら、この訃報。ビラノバが病いに倒れ、監督の座を離れた時から、バルセロナは全盛期の勢いを失った感じがする。ネイマールの加入はあったものの、どこか精彩を欠く最近のバルセロナだが、ビラノバの死で、また暗さが増すような...。ひとつの時代が終わったのかなあ。合掌。
★ フランセスク・ビラノバ - Wikipedia
★ アビダル、ともに戦ったビラノバに感謝 - Goal.com
★ メッシ:「ビラノバはいつまでも永遠の存在」 - Goal.com
ビラノバとは何者か?―バルセロナの指揮官を知る17のキーワード
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