30日のチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグ、スタンフォード・ブリッジでのチェルシー対アトレティコ・マドリーは3-1でアトレティコが勝利を収め、2戦合計も同様のスコアでレアル・マドリーが待ち受ける決勝に歩を進めた。アトレティコの決勝進出は40年ぶり。決勝という舞台で同じ街のライバル同士が対戦するのは、CL史上初のこととなる。
シメオネのアトレティコ・マドリードは強かった。0−0の引き分けに終わった第1戦同様、なかなか点が入らず、1点を争う試合になるかと思ったら、そうではなかった。しかも、アウエーで先制されたアトレティコが逆転の大勝利。組織プレーも際立っているし、メンタルにもアトレティコは強いなあ。ビッグネームではあるが、有力選手が次々と移籍してしまうアトレティコ。FWのファルカオが移籍して、今季はどうなるのかと思ったら、この強さ。やはりシメオネ監督の存在が大きいなあ。まあ、リーガエスパニューラでも、レアル・マドリード、バルセロナの世界2強を相手にトップを走っているのだから、今季の強さは只者ではないな。
決勝は、レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードのマドリード・ダービーになってしまったが、昨年来、接戦を繰り広げている両者だけに楽しみ。アンチェロッティとシメオネの監督対決でもあるなあ。スター選手を揃えた金満・銀河軍団よりも、草の根と言いたくなるようなアトレティコの方をどうしても応援してしまうなあ。決勝の舞台はポルトガルだから、地元出身のクリスティアーノ・ロナウドはパワー全開かなあ。
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