現代の問題を論じた経済学者の宇沢弘文が死去
日本を代表する経済学者で、公害などの社会問題の解決にも尽力した東京大学名誉教授の宇沢弘文さんが今月18日、肺炎のため東京都内で亡くなっていたことが分かりました。
経済学者って、数式だらけの軽量モデルだったり、マルクス経済学の教義の城だったりに閉じこもってしまう人とか、あるいは反対に世俗化しすぎて、ビジネス評論家だか、社会評論家だか、あるいは政府の広報担当者だか、わからなくなってしまう人も少なくないが、宇沢弘文さんは、経済学にしっかりと基盤を置きながら、社会性を失わない、今となっては稀有な人だったなあ。思い出すのは、こんな本とか...
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で、話は飛ぶけど、経済成長の中国モデルというのは、発展段階の国では、人々を経済的に幸福することは人権よりも優先されるという考え方らしい。途上国では、このモデルを支持する声がけっこうあるとか。
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