2014年・第2時安倍改造内閣、小渕経産相、松島法相がダブル辞任...

小渕優子経済産業相と松島みどり法相は20日、安倍晋三首相に辞表を提出し、受理された。小渕氏には、後援会が会員向けに開いた観劇会の収支が食い違っている問題が浮上。松島氏は選挙区内で「うちわ」を配ったことが野党の追及を受けていた。「女性の活躍」を掲げる安倍政権の女性閣僚が1日で2人辞任する事態は、安倍政権への大きな打撃となる。

 これで女性はダメだといわれたら、かわいそう。選んだ人物が問題だったのだなあ。松島法相は独特のムードの方で、最初から危惧されていたが、「うちわ」のようで「うちわ」ではないもので撃墜。女性大臣のなかでは、まともに見えていた小渕経産相も、お神輿だったのが見えてしまった。辞任会見は原稿の棒読みで、見た目はいいけど、現実は中身のない人じゃないかという疑念がふつふつと湧く内容だった。将来の首相候補などという声もあったから、早く実体がわかって良かったのかもしれない。お父さんの友達のオジサマ、おジイサマに可愛がれてきて、世間の風にあたったことはなかったのかなあ。
 一方、安部首相は前回の失敗の経験が生きたのか、切らなきゃならない人は妙にこだわらずに早めに切って、謝るべきところは誤ってしまうという戦術をとっていた。危機管理納涼はバージョンアップしている感じ。このあたり、政治家としては成長したと見ていいんだろうなあ。で、この先、どうなるのか。まだ、危ない人がいそうな気もするし、辞められると、野党にこれ以上の攻め手がない気もするし...。
女性2閣僚辞任 安倍首相「2人を任命したのは私、任命責任は私にある」:Yahoo!ニュース(産経新聞)
東京地検 松島法相の告発状を受理 NHKニュース
市民団体が小渕氏告発=公選法違反容疑など:時事ドットコム

少子化政策の新しい挑戦―各国の取組みを通して

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朝日新聞記者みどりの政界志願

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