テニスの四大大会初戦、全豪オープン第2日が20日、オーストラリア・メルボルンで行われ、男子シングルス1回戦では、第5シードの錦織圭(日清食品)がニコラス・アルマグロ(スペイン)と対戦し、セットカウント3-0(6-4、7-6、6-2)のストレート勝ちで2回戦進出を決めた。
スコアだけ見るとストレート勝ちで、簡単に勝っているみたいだけど、第2セットまではアルマグロのテニスが錦織を圧倒する場面も多かった。好調なのはアルマグロで、錦織は良くなかった。それでも、調子が上がらなくても、悪いは悪いなりに、勝負どころでは確実に決めて、セットポイントは取ってしまう。本当に強くなったなあ。課題だったサーブもシーズン前の強化策が効いている感じで、サーブでピンチを凌ぐ場面も散見された。アルマグロは何度もスーパーショットを見せ、勝てそうなのに勝き切れず、第2セットのタイブレークを落としたところで、集中力が切れてしまった。錦織、試合運びにも世界ランク5位の風格が出てきたなあ。
Number(ナンバー)869号 錦織圭のすべて。全豪OP直前総力特集 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/01/08
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