イスラム国が日本人人質2人の殺害予告。殺されたくなければ、2億ドル払えと...

イスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」は20日、インターネット上に日本人2人の殺害を警告する映像を公開した。日本に対し、72時間以内に身代金2億ドル(約230億円)を支払うよう要求している。(略)2人は昨年8月にシリアで拘束された湯川遥菜さん(42)、フリージャーナリストの後藤健二さんとみられる。日本のメディアによると、在ヨルダンの日本当局者は湯川さんの解放に向け、関係組織と接触するなど努力を続けていた。

 いまや「劇場型犯罪」というよりも「YouTube型犯罪」というのだろうか。イスラム国がYouTubeで、日本人人質2人を殺されたくないなら、2億ドル払えと。日本のことを脅されれば、カネを払う国と思っているのかどうか。しかし、裏交渉で身代金を払うことはあっても(それにしても2億ドルは法外だが)、世界が見る中で、テロ集団と取引することなどできはしない。安倍政権はどうするのだろう。といっても、自民党政権だろうが、民主党政権だろうが、この問題の対応は難しい。

イスラム国 テロリストが国家をつくる時

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