スーパーボウル、ペイトリオッツが残り20秒、ゴールラインまで1ヤードと肉迫したシーホークスを制し、逆転勝利

米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の年間王者を決める第49回スーパーボウルが1日、アリゾナ州グランデールで行われ、ニューイングランド・ペイトリオッツが28-24でシアトル・シーホークスを下して4回目の勝利を果たした。

 久しぶりにスーパーボウルを見た。これが激戦でいい試合だった。第2Qが終わったところで、14−14。接戦だな、と思ったら、第3Qでシーホークスが猛攻で14−24。こりゃ、決まりかと思ったら、第4Qにペイトリオッツが大反撃で、残り時間2分2秒で28−24と大逆転。こりゃ、もう決まりかと思ったら、ここからシーホークスが最後の猛反撃...。

シーホークスのQBラッセル・ウィルソンは21回のパスのうち12回を成功させて247ヤードを獲得した。しかし、第4クオーター残り時間20秒でペイトリオッツゴールラインに向け放ったパスがインターセプトされた。

 残り20秒でインターセプトされてしまったわけだが、このとき、シーホークスゴールラインまで残り1ヤードと迫っていた。ペイトリオッツにとっては絶体絶命のピンチだった。これは土壇場でシーホークスの超大逆転で終わるのかと思ったら、インターセプトで暗転。この試合のMVPはペイトリオッツの伝説的クオーターバック、トム・ブレイディだったが、試合を決めたスーパーヒーローはゴールラインぎりぎりのところでインターセプトを決めた新人セイフティのマルコム・バトラーだったなあ。アメリカン・フットボールというのはあまり見ないのだが、頂上決戦とも言えるスーパーボウルとなると、やっぱり面白いなあ。特に今年の試合は最後の最後まで面白かったのかもしれないけど。
時事ドットコム:勝負決めたインターセプト=ペイトリオッツ、接戦制す スーパーボウル
NFL JAPAN.COM|ペイトリオッツ救ったSバトラー、「そのために自分はここにいる」