マドリード・ダービー、アトレティコが４−０とレアルを圧倒

リーガ・エスパニョーラは7日、第22節2日目を行い、首位のレアル・マドリー(勝ち点54)と3位のアトレティコ・マドリー(勝ち点47)によるマドリード・ダービーが行われた。前半に2点をリードしたアトレティコが後半にも2点を加点して4-0と快勝し、首位レアルとの勝ち点差を4に縮めた。

　いやあ、面白かった。シメオネ率いるアトレティコがホームでレアル・マドリードを圧倒した。堅い守備と速い攻撃、見ていても面白いなあ。シケイラのオーバーヘッド・シュートも見事、ゴールに決まり、レアルの守護神、カシージャスも悲しげだった。レアルは、セルヒオ・ラモス、ぺぺ、ハメス・ロドリゲスをケガで欠いているといっても、ロナウド、ベンゼマ、ベイル、クロースと役者は揃っていたけど、アトレティコに思うような仕事をさせてもらえていなかったなあ。これで今季のマドリード・ダービーはアトレティコが４勝２敗。負けなし。特に熱いサポーターが支えるホーム、ビセンテ・カルデロンでの試合は強いなあ。
　しかし、こうしたテンポの速い試合を見ていると、やっぱりサッカーは面白いなあ。このところ、日本代表の低迷やらサッカー協会の無責任ぶりやらで、何となく気分がサッカー離れしていたのだが、こういう試合を見ると、サッカーをもっと見たいね、と思えてくる。シメオネはアトレティコを蘇らせたなあ。レアル・マドリードのアンチェロッティも好きだけど、マドリード・ダービーとなると、シメオネを応援してしまう。

シメオネ超効果 リーダーの言葉で今あるチームは強くなる

アンチェロッティの完全戦術論