ハリル効果? 対清水戦でスーパーゴール2発。ガンバ大阪の宇佐美が覚醒した!
2戦連続の2発で、G大阪の日本代表FW宇佐美が得点ランク単独トップに立った。まずは前半29分、クロスを瞬時の判断で爪先で浮かせ、相手DFをかわし先制弾。2―2の後半35分には相手DF3人を振り切りニアをぶち抜いた。「シュートモーションはファーサイドを狙い、足のインパクトの位置を少し変えて近い方に蹴った。自分の得意な形なので」。納得の決勝弾に胸を張った。
バイエルン・ミュンヘン、ホッヘンハイムとドイツで思うような結果を残せず、日本に帰ってきた宇佐美。ガンバ大阪に帰ってきて復活し、結果を出しながらも、ザッケローニ、アギーレ時代は日本代表に呼ばれることもなかった。しか〜し、ハリルホジッチ監督になって日本代表に招集され、ピッチに送り出され、ゴールも決めた。そして、宇佐美は覚醒した...と言いたくなるようなスーパーゴールだった。プレイに自信がみなぎっているし、何よりもプレイをしているのが心から楽しそう。ドイツでの挫折以来、どこか屈折したようなイメージがあったが(見る側の思い込みかも知れないが)、活き活きとしているし、何よりもプレイのキレが半端じゃない。ハリルホジッチのモチベーターとしての腕はすごいのかもしれない。
ハリル効果は宇佐美だけでなくて、この日は武藤も...
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そして、永井のロングパスを受けて、川又も...
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新世代のフォワード陣が揃ってゴールを決めている。ハリル効果だなあ...。今度はディフェンス陣もレベルアップして、球際での強さを見せてほしいなあ。
ともあれ、自分の目で見て、いいと思えば、日本代表に抜擢するハリルホジッチ保持っち監督の登場によってJリーグも活気づいてきた感じがする。日本サッカーが本当に強くなるまでには、まだ紆余曲折があるだろうし、時間もかかるのだろうけど、この好循環を活かして、覚醒する選手が増えてほしいなあ。ともあれ、選手に熱気が出たきたことはいいことです。このところ、Jリーグの試合が気になりだした。
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