首相官邸にドローンが落下。やっぱり出てきた「ドローン攻撃」?

22日午前10時半ごろ、東京都千代田区首相官邸の屋上に小型無人飛行機「ドローン」が落ちているのを官邸職員が発見し、警視庁麹町署に通報した。同署によると、ドローンは直径約50センチで、四つのプロペラや小型カメラが付いていたほか、発炎筒のようなものや液体の入ったペットボトルのような容器(高さ10センチ、直径3センチ)が取り付けられていた。けが人はなかった。同署は威力業務妨害容疑などを視野に、詳しい状況を調べている。安倍晋三首相はインドネシアを訪問中で不在だった。

 ドローンについては以前からテロに利用されるのではないかと危惧する声があったが、やっぱり今回のような事件が起きてしまうんだなあ。今回の場合、イタズラなのか、テロのテストなのか、わからないが、少なくともドローンが首相官邸の屋上まで到達できることを証明してしまった。ドローンについても法制整備の話とか出てくるんだろうなあ。一定の地域では、飛行許可のないドローンは撃墜してかまわないとか。警察が対ドローン・ドローンを装備するとか。しかし、20年前、オウム真理教地下鉄サリン事件を仕掛けた時にドローンがあったら、被害はとんでもない規模になっていたんだろうなあ。実際、オウムはソ連製のヘリコプターを買ったりしていたもんなあ。
【追記】ドローンの容器から微量の放射線が検出されたのだとか
 首相官邸ドローン事件。こんな続報が...

22日午前、総理大臣官邸の屋上に、小型の無人機「ドローン」が落下しているのが見つかり、取り付けられていた液体の入った容器から微量の放射線が検出されました。放射性物質セシウムが含まれているとみられ、警視庁は詳しい分析を進めるとともに、何者かが官邸の上空で意図的にドローンを飛ばした疑いがあるとみて調べています。

 うーん。やっぱりテロだったのだろうか。ある種の「核」兵器だったということなんだろうか。
本当は怖い無人飛行機「ドローン」 要人暗殺、生物兵器攻撃、爆弾搭載も:イザ!

無人暗殺機 ドローンの誕生

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