アトレティコ、レアル相手のマドリード・ダービー今季初の敗戦はチャンピオンズリーグ準々決勝
22日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグ、サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリー対アトレティコ・マドリーは1ー0でレアル・マドリーが勝利を収め、2試合合計も同スコアで準決勝進出を果たしている。
アトレティコ・マドリードとレアル・マドリードのマドリード・ダービー。今季8戦目は欧州チャンピオンズリーグの準々決勝セカンドレグ。初戦は0−0で引き分け。今回はレアルの本拠地サンティアゴ・ベルナベウでの戦いで、アトレティコが1点とれば、アウェーゴールで優位に立つ。ここまでのマドリード・ダービーはアトレティコが4勝3分けと負けなし。加えて、レアルは主力のベンゼマ、ベイル、モドリッチ、マルセロを欠く状態。こう見てくると、アトレティコ有利かと思っていたのだが、レアルがダービー今季最後の大舞台で意地を見せた。
決勝ゴールを決めたのは、クリスティアーノ・ロナウドでもハメス・ロドリゲスでもなく、チチャリートことハビエル・エルナンデスだった。お膳立てをしたのは、ハメス、ロナウドだったが、決めたのはチチャリート。ロナウド、ベイル、ベンゼマという不動の3トップのために、なかなか出場機会のなかったチチャリートだったが、チャンピオンズリーグ準々決勝という大舞台でスタメン起用され、ベスト4への道を拓くゴールを決めた。本人も感無量だったようで、ベンチに戻ってからは泣いているようにも見えた。サッカーはドラマだなあ。アトレティコのシメオネ監督とレアルのアンチェロッティ監督の名将対決。今回はアンチェロッティに軍配が上がった。
これで4強に残ったのは、スペインのレアル・マドリード、バルセロナとドイツのバイエルン・ミュンヘン。そして久々のイタリア勢のユベントス。どの組み合わせも面白そうだし、準決勝も激戦になりそうだなあ。このところの調子を見ると、バルセロナかな。しかし、この顔ぶれを見ると、総当りで戦って欲しい気もしてくる。どの試合も面白そうだから。
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