マドリード・オープン。錦織、ナダルとの決勝再戦はならず。準決勝でマレーにストレート負け

男子テニスのマドリード・オープンは9日(日本時間10日)、マドリードで行われ、世界ランキング5位の第4シード、錦織圭(25=日清食品)は準決勝で第2シードの世界3位のアンディ・マリー(27=英国)に3―6、4―6で敗れ2年連続の決勝進出はならなかった。

 クレーコートでは強くなったと思ったが、やはり勝つのは簡単ではないなあ。アンディ・マレー(マリー)との準決勝、第1セットを落とし、第2セットに入って、マレーを翻弄し、ブレークした時はフルセット勝負になるかと思ったが、簡単にブレークバックされ、あとはマレーのペース。マレーは復活したなあ。一度は引き離されたジョコビッチフェデラーナダルに追いついてビッグ4時代、再びか。錦織、ラオニッチ、ディミトロフ、チリッチら新世代には譲らないか。
 錦織、昨年の決勝ではもう少しのところでナダルを撃破できそうだったので、今年はリベンジを期待していたが、決勝一歩手前で終わってしまった。なかなか難しいもんだなあ。考えてみると、ATPマスターズ1000の大会でベスト4でもすごい成績だけど、いまや優勝を期待してしまう。クレイコートはこの後、ローマから全仏オープンへと続くのだけど、さて、どうなるのだろう。
マドリード・オープン決勝。錦織、ナダルを圧倒しながら、腰痛に泣く - やぶしらず通信 2014年5月12日

アンディ・マレーの

アンディ・マレーの"開戦" テニスIQで勝負に挑む