マドリード・オープン決勝、マレーがナダルを圧倒して優勝。で、男子のランキングにも変動が

スペイン・マドリッドで開催された「ムトゥア マドリッド・オープン」(ATP1000/5月3-10日/賞金総額 418万5405ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのアンディ・マレー(イギリス)が第3シードのラファエル・ナダル(スペイン)を6-3 6-2で下して優勝した。

 マレーは完全復活。クレーの王様といわれたナダルはミスショットも目立ち、マレーに圧倒されいた。ナダルの調子はなかなか戻らない。マドリード・オープンにはジョコビッチが出ていなかったが、全仏オープンは、ナダルが復活して10勝目を飾るのか。それとも、ジョコビッチが悲願のローランギャロス初優勝で、生涯グランドスラム達成か。マレーが全豪のリベンジを果たすのか。あるいは、そこに錦織、ラオニッチなどの新世代が食い込むのか。全仏オープンローランギャロス)は注目だなあ。
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 で、昨年、マドリード・オープンで優勝したナダルが準優勝、準優秀の錦織がベスト4に終わったことで、いずれも昨年のポイントを失い、男子のランキングには変動が...

1位のセルビアノバク・ジョコビッチ選手、2位のスイスのロジャー・フェデラー選手、3位のイギリスのアンディ・マレー選手までは変動がありませんでした。4位はカナダのミロシュ・ラオニッチ選手、5位はチェコのトマス・ベルディッヒ選手で、いずれも前の週より2つ順位を上げました。前の週に4位だったスペインのラファエル・ナダル選手が3つ下がって7位となりました。

 錦織、ラオニッチに抜かれてしまったのだ。ベルディヒは優勝はないものの、コンスタントに上位に残っていると思ったら、ポイントを貯めていたんだなあ。錦織より上かあ。そして、ナダルはまさかの7位。ポイント数で見ると、ジョコビッチは1万3845とダントツで、続いてフェデラーが8645、復調著しいマレーが7130と3強を形成しているが、4位以下は、ラオニッチ5160、ベルディヒ5140、錦織5040、ナダル4990、ちょっと離れてフェレールが4310と大接戦。次のローマは優勝ポイントが1000、全仏オープンは2000だから、この2試合でランキングは激しく入れ替わるんだろうなあ。錦織は昨年はローマ欠場、全仏1回戦敗退だから、ポイントを積み上げる上で有利だし、ローマ準優勝、全仏優勝のナダルはポイントを守られなければならない立場だけに厳しいなあ。
★男子シングルスATPランキング => Singles Rankings - Tennis - ATP World Tour

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