日本人の美的センスは落ちたのだろうか?世界陸上のユニフォームを見ていると...

 うーん。日本はどうなってしまったんだろうか?東京五輪2020のロゴをめぐる盗作騒ぎで辟易していたうえに、世界陸上の日本代表のユニフォームを見ていると、日本人は創造性ばかりか、美的センスまで失ってしまったのかと思う。蛍光色のピンク(朱といいたいのかもしれないけど)のユニフォームはどう見ても醜悪だなあ。どこに日本があるのだろう。昨シーズン、レアル・マドリードのサード・ユニフォームがピンクで悪評さくさくだったけど、考えてみれば、あれも日本人デザイナーの作だったのか。是が非でもピンクを流行らせたい人がいるのかなあ...。
 しかし、世界陸上の日本代表のユニフォーム、なんだろうなあ。蛍光マーカーのピンクみたいだけど...。目立ちたい一心なのか何なのか、問題は美しくないことだなあ。
 一方の東京五輪2020のロゴのほうは意図的な盗作ではないとしても、創造性、独自性もないということで、何となく日本の劣化を象徴しているようで嫌だなあ。このところ、東京五輪協賛のスポンサーが五輪便乗CMを打ちまくっているが、そのたびに、この問題のロゴを見せつけられる。何だか、日本の劣化を強調されているようで、嫌だなあ。五輪で金儲けという面ばかりが強調されてしまうようで、これってスポンサーのブランド管理上もよろしくないのではないだろうか。東京五輪2020のロゴを外して、五輪のマークだけにしたほうが良かったりして。あるいは、もう懐古趣味で、亀倉雄策の1964版ロゴを使ってしまったりして...。
 何だか、スポーツの商業化ばかりが目立つ昨今だが、どうぜビジネスにするならば、もっと洗練された美しいものを見せてほしいなあ。やっつけ仕事じゃなくて...。もっと、きちんとしたものにして欲しい。まだ、ポケモンとか、キティちゃんとか、ドラゴンボールとかのキャラを使ったロゴを作ったほうが世界にもアピールして日本らしくて良かったりして。

ハローキティの英語で紹介する日本

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ドラゴンボール (巻1) (ジャンプ・コミックス)

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