ブンデスリーガ。マインツ・武藤がハットトリック

ブンデスリーガは31日、第11節2日目を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツは敵地でアウクスブルクと対戦し、3-3で引き分けた。武藤は前半18分に2戦連発となる先制点を決めると、同30分にも追加点。チームはその後3失点し、2-3と逆転を許したが、後半アディショナルタイムに武藤が劇的な同点弾。自身初のハットトリックを達成し、土壇場でドローに持ち込んだ。

 武藤は「持っている男」かもしれない。ブンデスリーガマインツハットトリック。Goal.comには、この試合のダイジェスト動画がある。
【動画】武藤ハットトリック! アウクスブルク対マインツ ハイライト - Goal.com
 ハットトリックが決まって同点に持ち込み、監督も狂喜している。
 武藤は、ガンバ大阪の宇佐美や鹿島アントラーズの柴崎と同世代だが、高校時代からスーパースターだった二人と比べると遅咲きの花といった感じがする。目立ち始めたのは、ここ数年の話。しかし、FC東京、日本代表、ブンデスリーガマインツと、ステップアップするごとに進化していっているところがすごい。
 加えて、海外チームの選択の仕方も正しかった。チェルシーから声がかかっていたが、今季のチェルシーは絶不調で、モウリーニョが解任されるかどうかというのが最大の話題という状態。どこか海外にレンタルにされたうえ、肝心のクラブもグチャグチャでは最悪だったなあ。名前で選ばず、自分を評価してくれ、最も使ってくれるクラブを選んだのは正しい決断だったなあ。

武藤嘉紀 2016カレンダー 壁掛け A2

武藤嘉紀 2016カレンダー 壁掛け A2