星野源『いのちの車窓から』を読む

いのちの車窓から

いのちの車窓から

 以前からカルト的な人気のある人だったが、昨年、歌にドラマにコントに国民的歌手・俳優として大ブレークした星野源のエッセイ集。大ヒットした「恋」の作曲に関する話など作曲やライブに関する話題が多いが、2016年を代表するテレビドラマとなった「逃げるは恥だが役に立つ」の新垣結衣大河ドラマ真田丸」の大泉洋、NHKのコント番組「LIFE」の吉田羊、舞台「ラストフラワーズ」の古田新太など共演者たちの話も出てくる。いずれもおもしろい。いま旬の話題が多いだけに、さらさらっと読めてしまう。
 2013年にくも膜下出血をおこしたときは開頭手術までしていたことを知る。それが3年後の2016年にはフル回転の大活躍。たいへんだったろうに。歌を作るひとは繊細なひとが多いようで、高校時代の話など、いきものがかり水野良樹の『いきものがたり』に通じるところがあった。
恋 (通常盤)

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逃げるは恥だが役に立つ Blu-ray BOX

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いきものがたり

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