大阪北部で震度6弱の地震。災害は忘れたところにやってくる

 地震列島日本。このところ、千葉が危ないといわれて、地元住民としては心配していた。

www.huffingtonpost.jp  しかし、震度6クラスの地震が襲ったのは...

www.asahi.com 災害は、忘れたころにやってくるだけではなく、忘れたところにやってくる。大阪と地震というのはあまり思いつかない組み合わせ。朝の地震だったので、交通も大混乱だった。

 地震予知の研究は効果がなく、予測できるというのは地震学者のための予算確保のための方便みたいなことを言う人がいるが、確かに地震予知の可能性を追究するにしても、それ以上に、緊急地震速報体制の進化、それと地震が起きたことを想定しての即応体制づくり、防災対策などに資金を投入すべきなのかもしれないなあ。

 学校の塀が崩れ、児童が犠牲になったという報道をみると、オリンピックだ、カジノだ、ミサイル飛来想定訓練だ、などと言う前に、学校や医療施設の耐震化を完全に進めたほうがいいような...。懐具合が寂しくなってきた日本、どこにカネを投じるのか、考えないと、まずいよなあ。

 しかし、地震は日本のどこにいても、今そこにある危機なんだなあ。

「地震予知」の幻想: 地震学者たちが語る反省と限界

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