決勝トーナメント、ウルグアイ対ポルトガル、スペイン対ロシア。FIFAランキングは勝負と関係ない？

 　グループAは１位ウルグアイ、２位ロシア。グループBは１位スペイン、２位ポルトガル。スペインはモロッコに先行され、あわやブラジル大会に続きグループリーグ敗退か、という局面もありながらの引き分け。ポルトガルもイランには当然、勝つかと思ったら、引き分け。けっこう荒れるなあ。スーパースターがいるからといって楽勝というわけでもない。

　というわけで、ベスト１６に残った４国の決勝トーナメント初戦は...

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 FIFAランキング、グループリーグでの総得点、総失点もみると

　ウルグアイ（１４位、５－０）対ポルトガル（　４位、５－４）

　スペイン　（１０位、６－５）対　ロシア　（７０位、８－４）

　ウルグアイ対ポルトガルは、世界を代表するストライカー３人の対決。スアレス（バルセロナ）、カバーニ（パリ・サンジェルマン）の野獣系ツートップとイケメン系のクリスティアーノ・ロナウド（レアルマドリード）の頂上決戦となるが、最後に勝負を決めるのはグループリーグ失点０というウルグアイの守備力だろうか。FIFAランキングだと、ポルトガルが上だが、ここまでの３戦をみると、ウルグアイのほうが安定しているようにみえる。

　一方、開催国の勢いで突破したロシア、ウルグアイが相手だと、３－０と、実力差がはっきり出てしまった。ただ、大会直前に監督が交代したスペイン、１勝２分けと調子が上がらず、苦戦しながらのベスト１６。最終戦はモロッコ相手にミスから失点するなど昔の迫力はなく、負けていてもおかしくない試合だった。３戦で５失点。FIFAランキングでは大差があるし、スペインの楽勝にみえるが、一発勝負の決勝トーナメントだけに何が起きるかわからない。

　これから次々と、決勝トーナメントの対戦カードが決まっていく。ポルトガルがグループリーグで敗退したり、ロシアがベスト１６に残ったり、サプライズ満載の今回。まだまだサプライズがあるかな。

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