W杯決勝トーナメント、ベルギー対日本、コロンビア対イングランドをFIFAランク、総得失点でみると

　ベスト１６の最後の４カ国が決まり、その組み合わせをFIFAランキング、グループリーグ３戦の総得点ー総失点でみると...

　ベルギー　（　３位、９－２）対　日　本　　（６１位、４－４）

　コロンビア（１６位、５－２）対イングランド（１２位、８－３）

　こうしてみると、グループGはベルギー、イングランドとチュニジア、パナマの間に大きな差があったということだな。得点が半端ない。チュニジアの失点は８、パナマが１１だから、この２つが現金支払い機のようになっていた様子。

　ベルギーと日本。日本が２勝２分１敗。心強い数字だけど、ワールドカップだからなあ。これからテレビでは、ザッケローニ監督時代の2013年、アウェーにもかかわらず、日本が３－２で勝利した試合が繰り返し流されるのかもしれない。このときゴールを挙げたのは、柿谷、本田、岡崎。本田、岡崎、いまも元気です。

　２０１３年当時、ベルギーはFIFAランク５位で、日本は４４位。下剋上の再現なるか。あれから日本のディフェンス力が向上したわけでもなく、日本が勝つとしたら、点の取り合いで同じようなスコアだろうか。決勝トーナメントはまずは負けない試合展開で、PK戦になることも多いけど、どうかな。

　ちなみに、ここ10年のベルギーとの対戦を見ると、2009年には岡田監督がホームで４－０の勝利、前述のようにザッケローニ監督は３－２で貴重なアウェーでの勝利。そして2017年、ハリルホジッチ監督はアウェーで０－１で敗北。さて、西野監督は...。

　どのような戦いになるのか。西野監督はどのような戦術をとるのか。またも強運を見せつけるのか。ともかく楽しみです。