ワールドカップ準決勝。フランスがベルギーに守り勝つ。大人になったグリーズマン。カンテ、ポグバ好きだなあ
ワールドカップ準決勝のフランス対ベルギー。フランス大使館が歓喜しています。
🤩やりました‼ フランスは決勝に進出します🎉 ブラボー、フランス代表! #赤い悪魔 ベルギー代表、これまでの素晴らしい試合をありがとう。次は20年ぶりの優勝を目指して、アレ・レ・ブルー! #WorldCup #ワールドカップ 🇫🇷💕⚽️🏆🏆🏆‼️ https://t.co/XiKzQkRxg6
— フランス大使館 (@ambafrancejp_jp) July 10, 2018
フランスがベルギーの猛攻をしのぎ、激闘の末、1-0で逃げ切る。一方で、ベルギー勢はフランスの戦い方に...
前半から、フランスはかなり守備的に入っていたし、リードしてからは6-4と言いたくなるような超守備的な陣形をとったときもあったから、ベルギーにはストレスが溜まっただろう。でも、個性的なフランスのメンバーに、そうした守備を徹底させるデシャン監督はすごいと思ったのも確か。こういうポリシーの人だし...
★ デシャンの言葉「私は最高のチームを作り上げたのであって、最高の23人を選んだわけではない」 - やぶしらず雑記録
これはブラジル大会の選手選考のときの言葉だけど、今回は名実ともに「最高のチーム」ができたのかもしれない。この日の試合を見ていて、思ったのは...
エムバペって、まだ子供だなあ。チームとしてボールをキープするところで、個人技をアピールするようにドリブルで抜きに行ってボールを失い、ポグバに怒鳴られたり、アディショナルタイムでは、子供っぽい遅延行為でイエローカードをもらったり...。それに比べて、グリーズマンはアトレティコ・マドリードで見ていると、チャラいお兄さん風なのだが、プレイは攻守に献身的で、試合をコントロールし、すごく大人に見える。
好きなのはカンテとポグバだなあ。まずポグバは味方の不注意や、はっきりしないプレイに怒鳴り、気合を入れてまわり、歴代日本代表でいえば、闘莉王みたいな雰囲気。ポグバは2014年ブラジル大会の「ベスト・ヤング・プレイヤー」だが、この大会ではチームに対する責任感が溢れ出る大人になっていた。好きです。
そしてカンテ。今回のフランス代表で一番好きです。ともかく攻守に走り回り、チームに貢献する。デシャン監督も試合前に、こんなことを言っていた。
www.soccer-king.jp 当のアザールも試合前に...
「この1年間カンテとともにプレーした。このポジションでは彼が世界最高だ。彼が万全だったら、そのチームは95%の確率で試合に勝利できるだろう。ベルギー代表にとって、フランス代表の彼は嫌な存在であることに他ならない」
カンテは、岡崎のレスター・シティが奇跡の優勝を果たしたときの功労者のひとり。身長169センチと、サッカー選手としては小柄なのに、この活躍。試合を見ているうちに、天才よりもグラウンドを走り回って要所を締めるカンテに心を奪われてしまった。
さて、フランスの相手は、イングランドか、クロアチアか? フランスの20年ぶりの優勝なるか?