ツイッター株急落。株価は短期的に間違えても、中長期的には正しく評価する... と思いたい
こんな記事があった。
ネットフリックス、フェースブックに続いて、ツイッター株が急落。ユーザー数の減少を嫌気されたわけだが、ネットフリックスやフェースブックのユーザーが伸び悩んだのとツイッターとでは違うような... 。ツイッターのユーザー減少には、こんな背景が...
ツイッターは自動化されたアカウントや不審なアカウントなどの削除を進めており、第2・四半期のユーザー数に影響が出たと説明。ユーザー数の増加に向けたプロジェクトよりも、不審なアカウントを削除し、へイトスピーチ(憎悪表現)などを削減するプロジェクトを優先させていることを明らかにした。
ユーザーの質的充実を進めているんだよなあ。目先の株価だけを考えて、ユーザーの量にこだわるよりも長期的な成長へ向けて質を重視するのは正しい経営判断だと思うけど。ネットの場としての安全性、健全性に疑問を持たれている時代だけに、ツイッターを新しいメディアのプラットホームとしていくためには、賛同者の大量偽造やヘイトスピーチを排除して、ユーザーの質の充実を図ることは重要だと思う。
株価は短期的には上に振れたり、下に振れたり、過剰に反応したり、評価を誤ることははあっても長期的には適正な水準へと収束するという人がいる。ツイッターの場合、ユーザーが減ったといっても、今回はユーザーから不審、悪質なアカウントを消していく健全化プロジェクトの結果であり、ユーザー数だけみて株価が急落するというのは過剰反応ではないだろうか。この記事の後段では、こんなアナリストの意見も...。
BTIGのアナリスト、リチャード・グリーンフィールド氏はツイッターの株価急落について「市場は月間アクティブユーザー数の減少に過度に反応している」と指摘。「昨年の第2・四半期にも同様の過度な反応が見られ、買いを入れる格好の機会となった」と述べた。
今後、市場でどのように評価されるのか、注目だなあ。
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