日本、コスタリカに3−0の勝利。中島、南野、堂安はワクワクさせてくれる

 ワールドカップでは決勝トーナメント出場し、ベルギーを相手に接戦を演じるという実績は残したものの、大会直前の監督交代をめぐるゴタゴタなど、なんか日本代表から心が離れ、森保監督の初陣となる、この試合もあまり期待せずに見ていた。コスタリカも世代交代期で、神ともいえるケイラー・ナバスは招集外だったし...。その結果は...

www.tokyo-np.co.jp コスタリカを相手に3−0の勝利。ただ、その結果以上に、心を踊らせてくれたのは中島翔哉、南野、堂安といった若いメンバーの躍動感。

 あのセルジオ越後さんでさえ...

www.soccer-king.jp  ほめてるもんね。最後にぽかっと気が抜けて失点することもなく、完封勝利。コスタリカのメンバーがベストではなかったにしても、久しぶりに「いいね」と言いたくなる試合。

 日本代表のポジション争いは激しくなるなあ。これで、ロシアに出た選手たちも、うかうかとしてはしていられない。久保建英だって、2022年のカタール大会のときは21歳。ロシア大会大活躍の19歳のフランス代表、エムバペよりも年上の年齢になっているわけで、サッカー選手として若過ぎるとはいえない。そのときは、もっとイケてる選手になっているかもしれない。コスタリカ戦、世代交代、下剋上の号砲を鳴らした試合と記憶されるのかなあ。本田さん、カンボジアで監督やっていてくださいって。

 森保監督、協会やスポンサーの意向とか、選手の名前とかじゃなく、忖度抜き、実力で選考する監督であってほしいし、そうであると信じています。ともあれ、これからが楽しみになる試合でした。

 しかし、コスタリカとの一戦ならば、ケイラー・ナバスには来てほしかったなあ。南野、伊東、中島、堂安との勝負が見たかった。ナバスの壁に挑む姿、そして突破するところ、見たかったなあ。

壁を越えろ 走り続ける才能たち

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