ハリウッド黄金期の大スター、カーク・ダグラスが103歳で大往生。NYタイムズが選んだ3本の映画は...

 ハリウッド黄金期を代表する大スターというよりも、いまではマイケル・ダグラスのお父さんといったほうがわかりやすいのかもしれない映画俳優、カーク・ダグラスが死去。103歳だったのだ。

www.nytimes.com

 で、ニューヨーク・タイムズが、ダグラスの死去を報じるにあたって選んだ3本の代表作は...

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「濃厚接触者」って、何だか意味深な言葉だけど、本当はこういう意味なのか

 新型コロナウィルスのニュースを聞いていると、「濃厚接触者」という言葉がよく出てくる。濃厚接触という言葉のイメージから言うと、ハグとか、それ以上とか、いろいろと妄想してしまう。例えば、こんな感じ...

Love & Other Drugs (字幕版)

 でも、それは考えすぎだよなあ、と思って、調べてみたら、国立感染症研究所の「新型コロナウイルス(Novel Coronavirus:nCoV)に対する積極的疫学調査実施要領」に、「濃厚接触者」の定義が書いてあった。

「濃厚接触者」とは、「患者(確定例)」が発病した日以降に接触した者のうち、次の範囲に該当するものである。
i. 世帯内接触者:「患者(確定例)」と同一住所に居住する者
ii. 医療関係者等: 個人防護具を装着しなかった又は正しく着用しないなど、必要な感染予 防策なしで、「患者(確定例)」の診察、処置、搬送等に直接係わった医療関係者や搬送 担当者
iii. 汚染物質の接触者: 「患者(確定例)」由来の体液、分泌物(痰など(汗を除く))などに、 必要な感染予防策なしで接触した者
iv. その他: 手で触れること又は対面で会話することが可能な距離(目安として2メートル) で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と接触があった者等

https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/nCoV_200117-3.pdf

 あ、そういうことなんだ。「2メートル以内」か。「濃厚」っていうから密着というイメージがあったけど、それはゲスの勘ぐり、妄想の類なんだなあ。「接触者」だと意味が広すぎるから「濃厚」を入れたのかもしれないけど、「濃厚」って、ちょっと意味深な言葉だから、男性から女性、女性から男性に移った場合、何か気まずい空気が流れそうだなあ。濃厚っていっても「iii」じゃなくて「iv」です、とか、言い訳しそうな...。

 これって「close contact」の訳語みたいだけど、「close」を「濃厚」としたのか。他に訳語がなかったのだろうか。まあ、すぐに代わりを思いつきませんけど。

イランでは星条旗の需要が盛り上がっているのだとか。

Twitterを見ていたら、こんなニュースがあった。

イランは経済制裁で大変と言うけど、大忙しの分野もあるのだ。星条旗をつくる工場。でも、米国大好きじゃなくて大嫌いだから。燃やしちゃうのだと、次と次と需要は生まれてくるわけだなあ。世界を広く眺めれば、星条旗にはこんな需要もあるんだ。

アメリカ 国旗 フラッグ 4号 サイズ 150×90cm

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  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 トランプが秋の大統領選で再選されるようなことになれば、「アメリカ・ファースト」でいじめられた世界各国で反米・嫌米が高まって、一段と星条旗需要が盛り上がってしまうなんてこともあるのだろうか。燃やすために...。

ところで、イランでは、こっちは流行らないのだろうか。


Trump baby balloon flies above London

トランプ・ベビー・バルーン。キャラだよなあ。いまやトランプ大統領がやってきたときに反トランプ派が飛ばす定番商品。

しかし、今度の弾劾裁判を見ていると、トランプ、何をやっても、どんなに批判されても、大統領の座から落ちない。トランプ・ベビー、受験のお守りになったりして...。まあ、「落ちない」象徴として、お守りになるかどうかは秋の大統領選挙次第か。

トランプって良くも悪しくも新たな市場を創造して、経済を刺激しているのかもしれない。

 

いろいろと徘徊した末に、たどり着いたノート「カ.クリエ」。いいです

 このところ、デジタル離れして、手書きの世界に戻っていた。ただ、何に書くのかは迷い続けていた。こんな定番文具やら

  バレットジャーナルに影響を受けて、こんなのとか

  ノートじゃなくて、もっとシンプルにメモを取る形がいいか、とか

  で、いろいろと徘徊しつつ、なかなか定まらなかったのだが、昨年末に、ようやく、このノートにたどり着き、落ち着いた。

  プラスのノート「カ.クリエ(Ca.Crea)」。最初はA4x3分の1サイズって中途半端だな、と思ったのだが、使ってみると、これがちょうどいい使い勝手の大きさ。A5ノートほどかさばらず、手に馴染みやすい。また、書類の定番サイズのA4を折って挟むのにもいい。プラスは年間・月間スケジュールのテンプレートを公開しており、今はこれを挟んで使っている。満足しています。

Ca.Crea(カ.クリエ)[テンプレート]|ノート|ノート・紙製品|製品情報 | プラス株式会社ステーショナリーカンパニー(PLUS Stationery)

 当分、このノートで行けそうと思っていたところ、この映画を見ていたら...

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(字幕版)
 

 『ライ麦畑でつかまえて』の作者、J.D.サリンジャーを主人公にした伝記映画だが、このなかでサリンジャー青年が旅行の際に手帳として使っていた創作ノートが、カ.クリエに似たサイズの、ちょっと大きめの縦長ノートだった。トラベラーズ・ノートも同じようなサイズだし、この形、まとまったメモをとるのにはいいサイズなのかもしれない。 ちょっと作家気分にもなれそう。

トラベラーズノート レギュラーサイズ ブルー 15239006

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  • 発売日: 2018/03/29
  • メディア: オフィス用品
 

ハンナ・アーレント「真実と政治」を読むーー嘘の政治は栄えても最後は現実が復讐する

 昔々、古本屋さんで買った本をなぜか思い出して、ページをめくっていると、ある人の文章が目に止まった。

非政治的人間の政治責任 (1972年)

非政治的人間の政治責任 (1972年)

 

 本の名は『非政治的人間の政治責任』 ーー1964年、ドイツの知識人10人の連続講演から生まれた時事評論集。この本に収録されていたハンナ・アーレントの「真実と政治」が気になり、を読んでみた。

 政治における「嘘」の問題を語っている。アメリカに象徴されるように世界中で政治的な党派性を持つフェイクニュースが猛威を振るい、日本を見ても、政治家が嘘に無頓着になった様子を見ていると、半世紀も前のアーレントの言葉がいまも(いまだからなおさら?)心に響く。このような政治状況になってしまった現代と、この先の未来について考えさせられる。
 いくつか、印象に残ったところを抜き書きすると…

 嘘が公衆を呪縛にかけることに本当に成功した場合には、それは行動の真の能力を代償として起こったことなのです。つまり、世界を変え、より良くするために事実に即して方向を見定める代りに、この場合には、世界をその事実性において抹殺しようとするのです。

  ちょっとややこしい訳だが、要するに現実を改善するのではなく、嘘の事実で現実の世界を否定する社会。粉飾された現実から行動は生まれないし、事態がよくなることもない。統計を偽装したら、何が現実かわからなくなってくるし、より良い政策が出てくるはずもない。そんな話。理論が現実になってしまっている感じがする。

 歴史認識についても...

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デンゼル・ワシントンの「イコライザー」、見ました。

 遅ればせながら、見ました。

 デンゼル・ワシントン主演のアクション映画。今はホームセンターの店員となっている引退したCIAの工作員が、ダイナーの常連で顔見知りの女性に対する暴力事件をきっかけに、街を支配するロシア・マフィアの横暴に切れて、ひとりで組織を抹殺していく。カネは動かないものの、必殺仕置き人といった感じの映画。いつの時代も勧善懲悪を人々は求めているのだな。現実は無理でも、スクリーンの上では、善は悪をボコボコにして欲しいと。そして、現代で悪役というと、やっぱりロシア・マフィアなんだなあ。暴力性ではピカイチのイメージがあるのかも。

 ちなみに、被害者の女性を演じていたのは、クロエ・グレース・モレッツ。モレッツといえば、「キック・アス」のヒットガールだから、自分で解決しちゃいそうだが、今回は、デンゼル・ワシントンに助けてもらっていました。 

プラスチック廃棄物の輸出大国というと、トップは...、日本...

 マレーシアが海外から違法に持ち込まれたプラスチック廃棄物を送り返すとか。

www3.nhk.or.jp

 環境問題の大テーマとなってきたプラスチック廃棄物、どこの国が外国に送り出しているのかと思ったら、イアン・ブレマーのツイッターに輸出国ランキングが...

 日本がワーストかあ...。アメリカよりも多いのかあ。意外だったのは、3位のドイツ。環境問題には厳しいイメージがあったが、プラスチック廃棄物は、よその家の庭に捨てていたわけか。

 プラスチック廃棄物というと、こんな記事があったが...

安倍首相、海洋プラごみ削減へ G20で「リーダーシップ発揮」 - 産経ニュース

 海洋プラスチックごみ対策は重要だが、よその国にプラスチック廃棄物を送りつけることもやめるようにしないと、リーダーシップを発揮するにも説得力がないような気が...。 

プラスチック・フリー生活: 今すぐできる小さな革命;いますぐデキルチイサナカクメイ

プラスチック・フリー生活: 今すぐできる小さな革命;いますぐデキルチイサナカクメイ

  • 作者: シャンタル・プラモンドン,ジェイ・シンハ,服部雄一郎
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2019/05/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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