経済

スペイン国債が2段階格下げ。ユーロはまだ、きなくさい?

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は26日、スペイン国債の長期信用格付けを「シングルA」から「トリプルBプラス」に2段階引き下げたと発表した。同国の財政悪化懸念が増したことなどが理由。今後の見通しも「ネガティブ(弱含み)…

ムーディーズが韓国の格付け見落としをポジティブに。韓国に追いつかれる日が迫ってきた?

世界3大格付け会社のムーディーズが2日、韓国国債の格付け見通しをA1「安定的(stable)」から「ポジティブ(positive)」へ上方修正した。ムーディーズは10年4月、韓国の格付けをA2から「A1安定的」に引き上げて、通貨危機以前の水準(A1安定…

日経平均、終値で昨年7月以来の1万円台

14日の東京株式市場は、米国株式の大幅上昇や外国為替市場で円が1ドル=83円台に下落したことを受けて投資家心理が一段と改善し、幅広い銘柄が買われて大幅に続伸した。日経平均株価の終値は前日比151円44銭高の1万0050円52銭で、昨年7月…

ムーディーズ、ギリシャ国債をデフォルト格付け

米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは2日、ギリシャ国債の長期信用格付けについて、一部デフォルト(債務不履行)を示す「Ca」から、デフォルトに陥っていることを示す「C」に引き下げたと発表した。格付け大手の中で、ギリシャ国債を…

東証2部が26連騰。37年ぶりの最長上昇記録に並んだのだとか

21日の東京株式市場で、中堅企業の株価動向を示す東証2部指数が1月17日以来、26営業日連続の上昇となり、過去最長だった1975年4月から5月にかけての最長記録に、約37年ぶりに並んだ。終値は前日比4・45ポイント高の2308・56だった…

ユーロ圏財務相、ギリシャ第2次支援策に合意だとか

ユーロ圏財務相は21日未明、13時間に及ぶ議論の末、ギリシャに対する第2次支援策を承認した。支援規模は1300億ユーロに達する。その結果、ギリシャは目先の債務償還を乗り越えることが可能になるが、ギリシャ経済が立ち直るにはまだ道のりは遠いと…

インドネシアが原油輸出の停止を検討...。この時期に...

インドネシアは国内需要の高まりを受け、原油輸出の停止を検討している。副エネルギー相が26日、明らかにした。ただ、停止する時期は示さなかった。インドネシアは原油を主にオーストラリア、中国、日本、韓国に輸出している。 イランに対する経済制裁強化…

2011年の貿易収支が1980年以来31年ぶりの赤字に

財務省が25日発表した2011年の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支額は2兆4927億円の赤字で、第2次石油危機で輸入が増加した1980年以来31年ぶりの貿易赤字となった。赤字額は55年(2兆6129億円…

S&P、フランスの長期ソブリン信用格付けを引き下げ

米格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)は、フランスの長期ソブリン信用格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げた。同時に、短期ソブリン信用格付けの「A─1+」は据え置いた。これに伴い、2011年12月5日に行ったフランスを格下げ方向で…

ユーロ、10年ぶりの100円割れ。ドルも1ドル=76円台

週末30日の欧米外国為替市場では、欧州債務問題への懸念を背景にユーロ売り・円買いが加速し、ユーロは一時1ユーロ=99円85銭と、2001年6月初旬以来、約10年7カ月ぶりに100円を割り込んだ。市場では、年明け早々に債務危機が一段と深刻化…

日経平均、2011年の終値は1982年以来、29年ぶりの安値。バブル前に逆戻りかあ

ことし最後の取り引きとなった30日の東京株式市場は、外国為替市場で円高ユーロ安が進んでいるものの、ひとまず値下がりした銘柄を買い戻す動きが出て、株価は値上がりしました。しかし、年末の終値としては29年ぶりの安値となりました。東京証券取引所…

日本が韓国に信用格付けで抜かれる日が迫ってきた?

ウォール・ストリート・ジャーナルの日本版に、こんな記事が出ていた。 フィッチ・レーティングスは23日、韓国の信用格付け「A+」を1?2年以内に引き上げる見通しだとの見方を示した。同社は11月に韓国の格付け見通しを「強含み」に引き上げている。格付け見…

ポルトガルとハンガリーの国債がジャンクボンドに

欧州の財政・金融危機が一段と広がっている。南欧ポルトガルと東欧ハンガリーの国債が24日、大手格付け会社から新たに「投資不適格」と見なされ、欧州はユーロ圏内外を問わず厳しい政策運営を迫られている。欧米格付け会社フィッチ・レーティングスは、ポ…

ドイツ10年物国債入札が札割れ。マーケットにショックが走る

ドイツ政府が23日実施した10年物国債の入札は札割れとなり、ユーロ導入以降で最も低調な結果に終わった。欧州の債務危機が悪化するなか、ユーロ圏で最も安全とされる資産でさえ投資家からの需要が減少していることが示された形だ。募集額60億ユーロ(約6200…

ギリシャ、内閣信任投票可決。国民投票は回避。で、新首相で連立政権へ

ギリシャのパパンドレウ首相は5日昼(日本時間同日夜)、パプリアス大統領と面会し、連立政権樹立の意向を伝えた。現地からの報道によると、同首相は辞任、ベニゼロス財務相が新首相に就任する見通し。同財務相は、欧州連合(EU)が合意した債務危機対策…

フランス、ベルギー政府、経営不安の金融大手デクシアを公的処理、解体

フランス、ベルギー両政府は9日、両国系金融大手デクシアによる公的支援の要請を受け、デクシアを事実上、解体する事業分割・再編を行う処理策で合意した。デクシアは同日の取締役会で、受け入れを決定する見通しだ。ギリシャに端を発した欧州財政・金融危…

ムーディーズがイタリア国債を3段階下げ

米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは4日、イタリア国債の格付けを上から3番目の「Aa2」から6番目の「A2」に3段階引き下げたと発表した。また、格付け見通しも「ネガティブ(弱含み)」に据え置き、今後も一段の格下げに動く可能性があるこ…

ニューヨーク株式相場、一時500ドルを超える下げ。欧州財政危機が再燃

22日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)は前日比391・01ドル安の1万733・83ドルと大幅続落し、8月10日以来約1か月半ぶりの安値で取引を終えた。(略)米連邦準備制度理事会(FRB)が21日の連邦公開市場委員会(FOM…

S&Pがイタリア国債を格下げ。首相のセックス・スキャンダルも影響している?

米格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)は、イタリアの長期・短期ソブリン非依頼格付けをA+/A─1+からA/A─1に1段階引き下げた。格付け見通しは「ネガティブ」。S&Pによる格下げは予想外。ユーロ圏債務危機への懸念が一段と強まる可能性…

ムーディーズが仏金融機関2行を格下げ。ギリシャ債務問題が金融問題に波及してくる?

ムーディーズ・インベスターズ・サービスは14日、仏クレディ・アグリコルと仏ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)の格付けを1段階引き下げた。BNPパリバについても、格下げ方向での見直しを継続すると表明したが、格下げする場合でも、1段階以上となる…

欧州中央銀行の専務理事が債券買い入れに抗議して辞任? ユーロ経済権の南北対立は激化?

ドイツ出身のシュタルク欧州中央銀行(ECB)専務理事がECBによる債券買い入れプログラムに抗議して辞任したことで、11月に就任するイタリア出身のドラギ次期ECB総裁にとって、プログラムを積極的に進めることが難しくなりそうだ。ECBはシュタ…

ドイツ銀CEOが、欧州ソブリン債再評価ならば銀行破綻も、と警告。相場は荒れるわけだ...

ドイツ銀行(DBKGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)のヨゼフ・アッカーマン最高経営責任者(CEO)は5日、欧州のソブリン債務危機が何年にもわたって銀行の利益を圧迫し、最も弱い銀行が破綻する可能性があるとの考えを示した。(略)また、保有するソブリ…

ムーディーズ、日本をAa3に格下げ。スペイン、イタリアよりも下かあ...

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは24日、日本政府の格付けを「Aa3」に引き下げた。多額の財政赤字と政府債務の増加を背景にこれまでの「Aa2」を1段階下げた。格付けの見通しは安定的とした。 無ディーズが日本を格下げ。あれほど…

円相場が一時、1ドル75円台。戦後最高値を更新

19日のニューヨーク外国為替市場で円高が加速し、円相場は、一時1ドル=75円台に突入し、今年3月につけた戦後の最高値を更新しました。 19日のニューヨーク市場では、アメリカ経済の先行き懸念に加えて、アメリカのFRB=連邦準備制度理事会が新た…

株安は世界を回る。日経平均は震災ショック下落以来の8700円台

19日の東京株式市場は、前日の米国株急落をきっかけに世界経済の先行き不安が再燃し、ほぼ全面安となった。日経平均株価(225種)の終値は前日比224円52銭安の8719円24銭に大幅続落した。終値の8700円台は東日本大震災後の3月15日以…

米司法省が、米国債を格下げしたS&Pを“国策捜査”?

The Justice Department is investigating whether the nation's largest credit ratings agency, Standard & Poor's, improperly rated dozens of mortgage securities in the years leading up to the financial crisis, according to two people intervie…

4-6月の経済成長率は年率換算で3四半期連続のマイナス成長

内閣府が15日朝発表した4-6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質成長率が前期比0.3%減、年率換算で1.3%減だった。マイナス成長は3四半期連続。東日本大震災によるサプライチェーン(供給網)の寸断で輸出が大きく減少したこ…

ニューヨーク、今度は急反発。ジェットコースター相場になってきた。欧州は空売り規制

11日の米株式相場は大幅反発した。ダウ工業株30種平均は前日比423ドル37セント(3.9%)高の1万1143ドル31セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同111.63ポイント(4.7%)高の2492.68で終えた。欧州株の上げにつれた。欧州の債務問題が…

ニューヨーク・ダウが再び急落。まだまだ不安定なマーケット

10日の米株式相場は急反落し、ダウ工業株30種平均は前日比519ドル83セント(4.6%)安の1万0719ドル94セントと、2010年9月23日以来ほぼ11カ月ぶりの安値で終えた。欧州の債務問題の拡大への警戒感から金融株を中心に売りが膨らんだ。米景気の先行き不透明…

ニューヨーク株式市場は急反発。で、アジアの株式市場も反発。

9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、前日の大幅下落による割安感から大幅反発し、前日比429・92ドル高の1万1239・77ドルで取引を終えた。英国市場なども上昇して終わり、米国債の格下げをきっかけとした世界同時株安に歯止め…