中垣俊之「ネバネバ菌」研究チームにイグ・ノーベル賞

愉快な科学研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が30日、米マサチューセッツ州のハーバード大で行われ、単細胞生物の粘菌が最適な鉄道網を設計できることを見つけた中垣俊之はこだて未来大教授らのチームが「交通計画賞」を受賞した。中垣教授らは、粘菌に迷路を解かせる研究で2008年にも「認知科学賞」を受賞している。ネバネバの粘菌の集合体はエサを求めて細長く伸びる。迷路のゴールにエサを置けば、粘菌は入り口から出口まで最短距離でつなぐほか、都市に当たる場所にエサを配置すると、粘菌はエサの間に鉄道網とそっくりの効率的なネットワークを形成する。

 ネバネバ菌の威力、「爆笑問題のニッポンの教養」で見て、感心した記憶があるが、中垣教授、二度目のイグ・ノーベル賞受賞。めでたい限りです。あの番組,再放送しないのだろうか。それと、ネバネバ菌をネットワーク開発計画に利用するところって出てこないのだろうか。
【参考】
NHK爆笑問題のニッポンの教養」オフィシャルサイト
 FILE096:「単細胞は天才なのだ」 2008年12月15日放送
 http://t.co/m7b2XyE
中垣教授の関連著書

粘菌 その驚くべき知性 (PHPサイエンス・ワールド新書)

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