チリの鉱山落盤事故救出作業始まる。14日には終了。

チリ北部コピアポ郊外での鉱山落盤事故で、地下約700メートルに閉じ込められた作業員を縦穴を通じてカプセルで引き上げて救出する作業は13日、夜を徹して行われ、地上で待ちわびた家族との感動の対面が続いた。救助隊は同日朝(日本時間同日夜)までに12人を救出した。ピニェラ大統領によると、作業は14日に終わる見通し。7人目のホセ・オヘダさん(47)は手書きのメッセージを地上に送り、33人の生存を伝えた人物。オヘダさんから身体が弱っている人の救出が始まった。

 当初、救出はクリスマスの頃までかかるという話もあったが、予想以上に作業は順調だった様子。昼のニュースで1人目が救出されて以来、今もニュースのたびに何人目が助けだされたという報道が続いている。