ジャック・スパロウ以前のジョニー・デップで好きな映画というと...

 いまや人気ナンバーワン男優のジョニー・デップだが、「パイレーツ・オブ・カリビアン」で突然の大ブレークするまでは、アート系とか、インディペンデント系映画で活躍するカルトな人気の俳優さんだった。最初に名前を知ったのは、ウィノナ・ライダーの恋人がホテルで大暴れしたという記事でだったし(暴れたのがデップだった)、演技力もカリスマ性もあるのだが、いまひとつ映画が大ヒットせず、デップが主演すると、評論家には好評でも、興行的には今ひとつ大ヒットにならないという評判だった。だから、「パイレーツ」の主役になったときはびっくりしたわけど、そんなジョニー・デップが結構好きだった。
 ということで、ジャック・スパローで、知らない人はいないぐらい大ブレークする前のデップで好きな映画を3つ選ぶとすると...
 まずは今も名コンビのティム・バートン監督のこちら

 哀しげな表情をした人造人間。近づこうとすると人を傷つけてしまうという寓話的存在の役。この映画で、ウィノナ・ライダーと共演していたのでした。
 次に、こちら。 レオナルド・ディカプリオとの共演。「マイライフ・アズ・ドッグ」のラッセ・ハルストレム監督の映画。ハルスとレムらしい、やさしい眼差しの映画。デップもディカプリオも、こうしたアート系というか、インディペンデント系の王子様だった時代。いま、ふたりが共演したら大変な騒ぎだろうけど。
 もう1本が悩むところ。アル・パチーノと共演した「フェイク」とか、テリー・ギリアムの怪作「ラスベガスをやっつけろ」とかあった。ティム・バートンも、ラッセ・ハルストレムもデップがお気に入りだったようで、バートンの「スリーピー・ホロウ」、ハルストレムの「ショコラ」に出ている。オリバー・ストーンの「プラトーン」にも出ているのだが、こちらはほとんど印象に残っていない。メアリー・スチュワート・マスターソンと共演した「妹の恋人」の評価は高いが、未見。というわけで、3つめは、ティム・バートンの怪作のこちら。
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 変な映画だったが、デップが嬉々として演じていた。まあ、どんな映画を選ぶかは人によって違うだろうなあ。ほとんどの人にとって、いまやジョニー・デップジャック・スパロウだろうけど。
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