性犯罪容疑のストロスカーンIMF専務理事が辞任。後継レースが本格化。本命は...。日本人は...。

国際通貨基金IMF)は18日付の声明で、ストロスカーン専務理事の辞任を発表した。IMFは同専務理事の辞表を公開。同専務理事はこの中で「私に対するすべての疑惑を断固否定する」と述べた。

 性的暴行容疑で逮捕されたストロスカーンIMF専務理事、保釈も拒否されて、ついに辞任。ニューヨーク州裁判所での、検察側の保釈拒否理由を見ていたら、少女をレイプした容疑で逮捕状が出ていたロマン・ポランスキーは米国を出て、欧州に行ったまま、戻ってこないではないかと主張していた。確かに映画も撮って、普通に暮らしている。説得力はあるな。
 で、ストロスカーン専務理事の辞任を受けて、後継レースがスタート。英エコノミストが、後継に誰がなるのか、競馬のような予想表みたいな記事を載せている。それによると、本命がトルコのケマル・デルビシュ元財務相、対抗がインドのモンテク・シン・アルワリア氏(元IMFディレクター)という見立て。このほか、ドイツ、英国、フランス、スイス、米国、カナダ、イスラエル、韓国、シンガポール南アフリカ、メキシコと、従来は欧州の指定席だった座をめぐり、先進国、新興国入り乱れてのバトルとなりそう。ただ、日本人の名はない...。まあ、中国とロシアもいないけど...。
★The IMF's next leader: The betting begins | The Economist => http://econ.st/mIRnzX

IMF(国際通貨基金) - 使命と誤算 (中公新書)

IMF(国際通貨基金) - 使命と誤算 (中公新書)