ビリー・ザ・キッドの肖像写真は、1億8500万円也

生涯に21人を殺したとされる米西部開拓時代の無法者ビリー・ザ・キッドの希少な肖像写真が25日、当地で競売に掛けられ、フロリダ州在住の資産家が230万ドル(約1億8500万円)で落札した。▼写真はビリー・ザ・キッドが20歳ごろの1880年の後半か81年初め、ニューメキシコ州フォートサムナーで25セントを払い撮ってもらったもので、縦8センチ、横5センチの薄い鉄板の上に焼き付けてある。成人後に撮られた現存する唯一の写真とされ、仲間の親族が代々、保管してきた。

 マイケル・ジャクソンの「スリラー」革ジャンが180万ドル(約1億4400万円)だと思ったら、米国・西部史に残るガンマン、ビリー・ザ・キッドの肖像写真はなんと230万ドル。薄い鉄板の上に焼き付けられているというから、その稀少性もあるのかもしれない。成人後に撮られた唯一の写真って、成人式写真だったのだろうか。ビリー・ザ・キッドというと、サム・ペキンパー監督の映画「ビリー・ザ・キッド 21才の生涯」なのかもしれないが、主演のクリス・クリストファーソンは21歳には見えなかった。当時、クリストファーソンは37歳。ちょっと無理だよなあ。
★「Brian Lebel's Old West Show and Auction」のビリー・ザ・キッド写真オークションのお知らせ => http://bit.ly/jfbZT2

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