スペイン・スーペルコバ、バルセロナが第2戦を制し、優勝。後半ロスタイムにレアルとの乱闘も...

サッカーのスペイン・スーパーカップは17日、当地で第2戦が行われ、昨季リーグ王者のバルセロナが、国王カップ優勝のレアル・マドリードを3-2で下し、2試合合計5-4で3連覇を果たした。

 スペイン・スーペルコパ(スーパーカップ)の第2戦。今回もレアル・マドリードが優勢に試合を展開しながら、バルセロナがチャンスをものにして3-2で試合を制し、優勝を決める。この2クラブの戦い、クラシコは見ごたえがある。この日も、バルセロナイニエスタが先制ゴール、メッシが2ゴールで試合を決定。一方のレアルもクリスティアーノ・ロナウドベンゼマと両チームとも決めるべき人が決めていた。アーセナルから鳴り物入りで移籍したセスクも後半から出ていた(セスクはバルセロナカンテラ育ち。出場時間は短かったが、チームに馴染んでいた)。
 ただ、後味が悪かったのは、最後、ロスタイムにレアルのマルセロがセスクにカニばさみのような危険なタックルをかけたこと。これをきっかけに両チーム乱闘となり、危険なプレイでレッドカードを受けたマルセロに加え、既に交代してベンチにいたレアルのエジルバルセロナのビジャにもレッドカードが出ていた。クラシコでは、レアルにレッドカードが多く、11人で終わることがあまりない。レアルの選手は、バルセロナの選手はすぐに倒れて泣くというが、この日に限って言えば、マルセロのタックルはあまりにも汚かった。しかも、移籍したばかりのスター選手、セスクに対して。セスクに怪我がなくて良かった。このプレイで今季もバルセロナが善玉、レアルが悪玉ということになりそう。
★セスク、乱闘騒ぎに「サッカーでは普通」 - Goal.com => http://bit.ly/r9TxmH

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