東京電力福島第1原発事故で、政府は16日、原子力災害対策本部(本部長・野田佳彦首相)の会議を首相官邸で開いた。原子炉の冷却が安定して放射性物質の放出が大幅に抑えられた「冷温停止状態」が実現し、事故収束に向けた工程表「ステップ2」が完了したとする政府・東電統合対策室の判断を了承。野田首相は「冷温停止状態に達し、事故収束に至ったと判断した」と宣言した。
福島原発事故の収束が宣言される。でも、不安は消えない。事故発生以来、どこまでが本当なのか、何か開示されていないことがあるのではないか、開示されていないどころか調査されていないこともあるんじゃないかとか、いろいろな問題や不安があったから、収束といわれても。不安の声さえ、「風評」として封殺されるかのような雰囲気もあるし...。問題は情報がどこまで開示されているのかだなあ。どこを信用していいのかと。保安院も原子力委員会も原発村のインサイダーといった感じだし...。
★東京新聞:保安院 海への汚染水 ゼロ扱い :社会(TOKYO Web) => http://bit.ly/uIHwVC
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