「テレビっ子」は死語となり、これからは「テレビおじぃ」、「テレビおばぁ」の時代か

テレビやDVDを「ほとんど見ない」と答えた子どもの割合が2009年は6.6%に上り、2.6%だった前回04年調査の2倍超に増えたことが22日、厚生労働省の「全国家庭児童調査」で分かった。高校生に限ると10.5%で、04年より6.6ポイント増えた。

 「家政婦のミタ」が今世紀ドラマ初の40%の視聴率を叩き出したとテレビの世界の人たちは狂喜しているみたいだが、厚生労働省の調査だと、最近の子供はどんどんテレビを見なくなっているという。この調査を見ると、高校生は既に1割がテレビをほとんど見ていない。それでも9割が接しているメディアと見ることもできるが、存在感を失い始めていることには変わりはない。YouTubeやら、ニコ動やら、ネットで「テレビ番組」のコンテンツ自体は見ているのかもしれないが、広告媒体としてのテレビのビジネスモデルは壊れてしまうなあ。
 というわけで、このテレビ離れの傾向が変わることはないだろうし、「テレビっ子」は死語となり、何となくテレビを付けっぱなしにして、見ているのは、おじさん、おばさん、おじいさん、おばあさんたちになってしまうのかなあ。というわけで、これからはテレビおじぃと、テレビおばぁの時代なのかも。新聞は活字世代の高齢者、テレビは「3丁目の夕日」みたいに子供時代にテレビの登場に感動した中高齢者向けのメディアという位置づけになるんだろうか。
★「家政婦のミタ」今世紀ドラマ初の視聴率40%:スポーツ報知 => http://bit.ly/s3HBQG

テレビは余命7年

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