2011年の美術品落札総額。ピカソを抜き、中国の張大千がトップに

2011年に全世界で行われた美術品競売で、制作者別の落札額合計で首位の常連だったピカソ(スペイン)に代わり、中国の画家、張大千が初めてトップとなったことが明らかになった。美術品情報大手アートプライス(本社パリ)のエールマン最高経営責任者(CEO)が23日、AFP通信に語った。(略)アートプライス社のまとめでは、張大千の作品の落札総額は5億5453万ドル(約443億円)と個人の総額としては過去最高。2位は中国の美術家、斉白石の5億1057万ドルで、3位は米画家アンディ・ウォーホルの3億2588万ドルだった。10年までの14年間で13回首位だったピカソは、3億1469万ドルで4位に後退した。 

 2011年の美術品落札総額。ピカソは一気に1位から4位に陥落。変わって、中国の画家がワン・ツー・フィニッシュ。張大千、斉白石...。アイ・ウェイウェイは知っているけど、この二人は不勉強で知らなかった。数年前からアート市場を中国マネーが席巻しているということが話題になっていたが、本当にすごいのだな。というか、日本にもそういう時代があったけど、中国もアート・バブルなのだろうか。でも、中国圏以外のマーケットでは、どのぐらい需要がある美術品なのだろう。それとも買われるから、高いから、価値が生まれる世界なのだろうか、アートマーケットは。
★The Chinese art market: Expensively unpredictable | The Economist => http://econ.st/wQ1GB8
ウィキペディアでは => wikipedia:張大千 wikipedia:斉白石
★グーグルで検索すると =>
 google:張大千] [google:Chang Dai-chien
 google:斉白石] [google:Qi Baishi

紀念張大千誕辰一百一十周年大風堂書画集(中国語)

紀念張大千誕辰一百一十周年大風堂書画集(中国語)

  • 作者: 屠際春,張大千(1899-1983)は中国近代の著名画家。本書は、張大千及其絵画芸術的分期(汪毅)など記念文章10篇、丁翰源・田世光・何海霞・王永年・徐伯清ら弟子29名の作品、丁世彦・{登β}由懐・伍文全・劉楽一・李承毅・張伯玉・陳沫吾・金偉民・唐山ら再伝弟子96名の作品を収録。カラー。
  • 出版社/メーカー: 文匯出版社
  • 発売日: 2009/05/01
  • メディア: 大型本
  • クリック: 1回
  • この商品を含むブログを見る