韓国・釜山の古里(コリ)原発で12分間の全電源喪失事故

韓国の古里(コリ)原発1号機で、整備期間中に外部の電源供給が中断する事故が発生していたことが明らかになった。 原子力安全委員会は13日、「先月9日午後8時半ごろ、整備中だった古里1号機の外部の電源供給が中断し、非常ディーゼル発電機が作動しない状況が発生し、発電所の電源が12分間喪失したという内容を、韓国水力原子力が後に報告してきた」と説明した。 事故当時、古里1号機の原子炉は停止状態で、使用済み燃料の格納槽と原子炉に冷却水がかけられ、残熱除去のために冷却させる設備が作動したと報告された、伝えた。

 韓国の古里(コリ)原発が先月、全電源喪失事故を起こしていたことがわかる。1カ月以上たって、全電源喪失事故が明らかになる。やはり、どこの国も原子力産業は隠蔽体質なのだろうか。さらに、起こることはないといわれている「全電源喪失事故」が起きる。人間がつくるものである以上、事故が起きる前。しかし、事故が重なり合って、重大事故が発生した場合、人間にはコントールできない。そうした技術を使うべきかどうなのか。それが問い直されるなあ。
★韓国・プサン 原発で一時全電源を喪失 NHKニュース => http://bit.ly/yztK7Y
★古里原子力発電所 - Wikipedia => http://bit.ly/zIemO9

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ

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