株価低迷のフェイスブック、今度はインスタグラム買収計画で独禁法で調査？

米ソーシャル・ネットワーキング・サービス（ＳＮＳ）大手フェイスブックによるスマートフォン向け写真共有アプリ開発のインスタグラムの買収計画に関し、米連邦取引委員会（ＦＴＣ）がフェイスブックに通常より広範な情報の提出を求める文書を送っていたことが分かった。関係筋が２９日、ロイターに明らかにした。（略）同筋によると、フェイスブックが今回受け取ったのはＦＴＣからの５月１６日付の「２度目の要請文書」。買収案件が反トラスト法に違反しないかどうかを詳細調査を通じて確認するため、通常よりも大量の情報提出を求める内容だった。

　株式公開した日が株価の天井というのは、日本の新興企業ではよくある話だったけど、米国でもフェイスブックが同じような事態になり、株価の低迷が続いている。この市場環境の中で値付けが強気すぎたのか、早くも成長性に対する疑念が高まっているのか、いずれにせよ、そんなフェイスブックに追い打ちをかけるように、今度はフェイスブックのインスタグラム買収をめぐり、独禁法に違反していないか、調査が始まった様子。マイクロソフト、グーグルも独禁法問題があったわけだけど、こうした企業の成長物語が早回しになって展開されている感じだなあ。企業は大人に成長するのも早く、老化するのも速いのだろうか。
★フェイスブック株価 下落続く - NHKニュース => http://bit.ly/LcNJPy

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)