2011年の山岳遭難者の5割、死者・行方不明者の7割近くが60歳以上

昨年1年間に全国で発生した山岳遭難事故で、遭難者約2200人の半数超を60歳以上が占めたことが21日、警察庁のまとめで分かった。(略)山の遭難は前年比112件減の1830件、遭難者数は同192人減の2204人で、うち60歳以上が1118人と50.7%を占めた。死者・行方不明者275人のうち、60歳以上は69.1%(190人)だった。

 これも高齢化・日本の象徴か。それとも、時間の余裕があるのは高齢層ということか。昨年2011年の山岳遭難者の5割、死者・行方不明者の7割近くが60歳以上だったという。歳を取れば、経験と分別があり、リスク管理能力が高まるかと思うと、そうでもないのだなあ。歳を取るということは一方で、過信と思い込み、硬直性をもたらすのかもしれない。それと、これだけ事故が多いということは、母数というか、登山者に占める60歳以上の比率も高いのだろうなあ。NHKがブームを作ったりしているようでもあるし...。

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