武田ランダムハウスが破産。民主党の岡田克也氏の本を出していた出版社でもあった...

出版社の武田ランダムハウスジャパン東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが17日、分かった。東京商工リサーチによると、決定は12日付で負債総額は9億2600万円。米国の出版社ランダムハウス講談社が2003年、対等出資の合弁会社ランダムハウス講談社を設立。しかし、10年に合弁を解消し、武田ランダムハウスジャパンに社名変更した。

 講談社ランダムハウス、そういえば、合弁を解消して、武田ランダムハウスになっていたのだなあ。どんな本を出していたのかな、と思って、ウィキペディアを見ていたら、リストに、この本が...

岡田語り。

岡田語り。

 民主党岡田克也氏の『岡田語り。』。この会社の破綻と総選挙での民主党惨敗は全く関係はないのだけど、同じ時期に、こういうニュースが流れると、何だか運命というか何というか、不思議な縁を感じてしまうなあ。岡田氏は小選挙区で余裕の勝利だったけど。
 一方、武田ランダムハウス、こんな本をKindle版で出していたりする... 『マネーボール』、マイケル・ルイスの傑作です。ランダムハウス系なのかもしれないけど、いい翻訳本を出版しているのだな。Kindleクラウド型のブックサービスでもあるわけだけど、出版社が倒産した場合、買った本はどうなるのだろう? 消えてしまったりすることはあるのだろうか。それとも、新たな端末でダウンロードできないだけだろうか。
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