ワールドカップ・ブラジル大会準々決勝、ブラジルとドイツがともにセンターバックの得点でベスト4に
ワールドカップ・ブラジル大会はいよいよ準々決勝。まず、ドイツ対フランスは...
サッカーの第20回ワールドカップ(W杯)ブラジル大会第20日は4日(日本時間5日)、準々決勝のフランス(1次リーグE組1位)―ドイツ(同G組1位)が行われ、ドイツが1―0でフランスを破って4大会連続の4強入りを決めた。
ドイツの得点はセットプレーからフンメルスがゴールを決める。あとは守護神、ノイアーがゴールを死守。終了寸前、1対1となったベンゼマのシュートを片手で止めたところは、まさに神だった。
もうひとつ、ブラジル対コンロンビアは...
サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会は4日、準々決勝の試合を行い、開催国のブラジルはコロンビアを2─1で制してベスト4に進出。通算6回目の優勝へ一歩前進した。
ブラジルの先取点はセットプレーからチアゴ・シウバがゴール。さらに後半、気合い十分のダビド・ルイスがフリーキックで矢のような無回転シュートを決める。このゴールはすごかった。コロンビアはハメス・ロドリゲスはパネルティゴールを決めるが、追いつくことはできかなった。ドイツに続き、ブラジルもセンターバックの選手のゴールが試合を決めたことになる。拮抗した試合になると、こんなことになるのだろうか。
ブラジルとコロンビアの試合、22歳の両国のエース、ネイマールとハメス・ロドリゲスは徹底的にマークされ、つぶされていた。それでもすり抜けて、攻撃を仕掛けるところが、ふたりともすごいのだが、ネイマールは終了間近のところでコロンビアの選手に激突されると、苦痛に顔をゆがめて立ち上がれず、担架で運び出される。あとになって、こんなニュースが...
★ ネイマール、腰椎にひび W杯今大会復帰は絶望的 - 2014ワールドカップ:朝日新聞デジタル
★ ネイマールは「脊椎骨折」医師…復帰に数週間 : スポーツ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
残酷な結末...。これでネイマールのワールドカップは終わってしまった。ブラジルは、ネイマールに加え、キャプテンのチアゴ・シウバも累積警告で準決勝には出場できない。相手がドイツだけに苦しい戦いになるだろうなあ。
一方、感動的だったのは試合後、涙が止まらないハメス・ロドリゲスをダビド・ルイスとダニエル・アウベスが抱きしめ、何か語りかけ、慰めていたこと。ラグビーのノーサイドではないが、サッカーも試合が終われば、国境は消え、ライバルへのリスペクトが残るーーといった風景。ダビド・ルイスもアウベスも心やさしく、美しい。
★ W杯フォト=ロドリゲスを慰めるダビドルイス | スポーツ | Reuters
ハメス・ロドリゲスは現在、パリ・サンジェルマンの選手だが、パリ・サンジェルマンに移籍したダビド・ルイスとリーグ・アンで戦うのか、それとも、レアル・マドリードあたりに移り、リーガエスパニューラでバルセロナのダニエル・アウベスと相対することになるのだろうか。そのあたりも興味深いが、いずれにせよ、今日はダビド・ルイスの日だった。ピッチでもプレイも、終わってからの振る舞いも美しかった。
反面、ネイマールにとっては暗黒の日だった。「腰椎」とか「脊椎」とかいわれているが、復帰はいつになるのだろうか。バルセロナはネイマールを欠いてのシーズン入りになるのか。いろいろと影響が広がるなあ。前回のチリ戦で負傷しているといわれ、今日もそんなに調子が良さそうではなかったが、無理を押して戦った結末がこれでは残酷過ぎる。早く治ってほしい。
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